かるみに

趣味とともに生きる

今まで苦手だった日記を習慣化できました

「手帳を通して夢を実現しよう」「年収××万円の人の手帳術」なんて特集を見て、手帳記録や日記を習慣がしようと思い立つことが良くあります。

しかし、手帳術に関する本を読んでテクニックを学んだとしても、モチベーションを高めたとしても長続きせず…。

そんな経験を何度も繰り返して、私には記録は向かないと諦めていたのですが、最近始めた体調管理メモが、1ヵ月続いております

なぜだろうと考えたのですが、モノに頼ることを辞めたからだと気づきました。

知識を学び良い手帳を使えば習慣が変えられると期待していた

私が今記録に使っているのは、どこにでもある150円のB5サイズのノート。丁寧に使っているわけでなく、以前珈琲をこぼしてしまい結構ボロボロ。

手帳の扱い方は立派とはいえず、むしろ逆。一般的に言われている下記のような理由とは大きく異なっています。

  • 高い手帳を買うと、損したくない気持ちから長続きする
  • 丁寧に使うと満足感からモチベーションがあがる

これらを信じていましたが、これらはすべて動機づけが外部的なモノに頼っているんですね。長続きしなかったのはこれが理由に思えます。

動機づけはモノに頼るのではなく自分で見つけるもの

手帳術などのテクニックを学んだり、良い手帳を買ってモチベーションを高めることは、もちろん大切です。

しかし、それらはモチベーションを高める要因にはなりますが、もっと大切な要素を無視している限り、長続きするはずがありません。

「努力するのは大変だから、なにかモノに頼れば続けられるはずだろう」なんて甘い考えで続けることなんてできないですよね。

どうして今回は習慣化できたか

少し話が逸れますが、マーケティング用語には「内部環境」「外部環境」という言葉があります。簡単にまとめるとこんな感じ。

  • 内部環境 : 自身でコントロールできる変化があるもの
  • 外部環境 : 自身でコントロール出来ない変化があるもの

マーケティングでは自社の強みや弱みが内部環境で、政治動向や顧客ニーズが外部環境となります。

これを個人として考えてみると、自分の怒りや喜び、モチベーションなどの自分でコントロールできることは内部環境で、人の感情や自然災害などのコントロールできないものは外部環境です。

習慣化においては内部環境のみを意識して変えることが重要で、その要因として手帳を変えたりテクニックを学んだりしてモチベーションを高める必要があったのです。

このことを自覚せず、モノに頼り、自身の変化を期待することは内部要因の変化に繋がりません。

さいごに

習慣化のゴールは、モノに頼ることではなく内部環境を変えることにあります。

そのことを自覚することが、習慣化の第一歩なのでしょう。