双極性障害と診断されて1年経ってようやく受け入れることができるようになった話
双極性障害と診断されてからおよそ1年。ようやく自分の中で病気と向き合うことができるようになったので記録に残してみます。
とは言うものの今も絶賛治療中。治る見込みは全くないです。おそらく一生向き合っていかなければならないのかもしれない。
今になってこうやって言うことができるようになりましたが、この1年間、自分が双極性障害であることを認めることが出来ませんでした。
向き合えなかったからこそ、治療にすごく時間がかかってしまった。
治療が進まず体調を崩して鬱の状態が続いては、時間が経つと元気になって躁の状態に。躁になると無駄に元気になるから治療がおろそかになって、すぐ鬱に…の繰り返し。
そんな無意味な時間を過ごしてしまい、双極性障害に向き合うことができるようになったのはほんの最近。ようやくスタートラインに立つことが出来ました。
こんな自分のダメな体験を残していく理由はただ一つ。
僕と同じ双極性障害に悩んでいる人が少しでも前向きになってほしい
ということ。ありきたりな言葉でしか言えないのだけれど、双極性障害を認めることはすごく勇気がいることなんですよね。
僕のように、双極性障害と診断されたとしても受け入れるのを拒否して治療回復まで長引いてしまうようなことは避けてほしい。
そんな思いで、実体験とそこで学んだことについて紹介できればと思っています。
ただ、ひとつ覚えてほしいことがあります。それは…
双極性障害を受けいることは難しい
ということです。僕は1年かかりました。受け入れることの難しさは誰よりもわかっています。
- やらなければならないことが出来ないのは、自分が怠け者だからだ。
- 体調を崩すのは自己管理がなっていないからだ
- 元気な時もあるのに(躁のとき)鬱になるのは甘えだ
こんな考えが浮かんでは消え、自分の中でどんどん劣等感となって蓄積してしまいます。
そんな思考は変えることはできません。ただ、受け入れることはできます。
これを読んだ人が1人でも、治すのではなく受け入れられるようになることを思って、記録を残します。
よろしくお願いしますm(_ _)m