好きなゲームの魅力をわかりやすく伝える3つの要素。僕がシャドウバースを友人から勧められて気づいたこと
「興味のない友人にゲームの魅力を伝えたい」って思うことってあると思います。
自分が好きなゲームを遊んでくれる友人がいて、同じ話題で盛り上がれるのって楽しいですもんね
僕も、最近、友人からCygamesが運営しているスマートフォンゲーム「シャドウバース」を勧められました。
このゲームには挫折した苦い思い出があって、1回インストールしたんだけど、チュートリアルが難しくて断念しちゃったんですよね。
ルールが複雑なカードゲームって印象が強くて、軽い気持ちで始められるものではない気がしたのです。
それならパズルゲームや戦略ゲーム・ボードゲームといったノウハウや知識のあるゲームを始めるほうが手軽に感じちゃったんですね。
★★★
そういう気持ち1度挫折したシャドウバース。紹介されたときも、あまり好印象は抱いてなかったのがほんとの気持ちです。
でも、今回紹介されたときの感想は
めちゃくちゃ面白いな!!
友人から勧められた後に感動し、今ではがっつりハマっています。
そこで「なんで前回と比べて今回は面白く感じたんだろう?」って感じた理由について考えてみます。
その理由は、3つあって
- 受動的
- 目標の明確化
- 追体験
です。そう感じた理由を実体験をもとに書いてみます。
個別指導の実戦形式でルール説明を始めてくれた
「遊戯王みたいなゲームで、モンスターのHPとライフと攻撃力はここに書かれてる。で、自分のライフポイントはこれ。相手のライフをゼロにしたら勝ちね。」
「じゃああとは僕がやってるの見ながら色々教えるわ」
チュートリアルは早々に切り上げて、遊びながら教えてくれた友人。
短いチュートリアルのめちゃくちゃ重要だと思ってます。
そもそも、ゲームのチュートリアルって基本的に単調になりがちです。
「これがあなたのモンスターです。ドラッグドロップで敵にアタックしてみましょう。」ってかなり回りくどい。
スマホゲーに慣れているからこそ、「そんな言われなくても大体分かるよ!」って思う。
掃除をやろうと思い立った時に「掃除してよ~」って言われるのと一緒!もう!
とはいえスマホゲーのような個別指導できないゲームはあらゆるプレイヤーが初見で理解できるようにしなきゃいけないから、仕方ない点もあるんだけどね。
ただ、その丁寧さが仇となってある程度ゲームのジャンルに精通していたとき、当たり前のことを繰り返す単調さを感じてしまいます。
僕たちプレイヤーは、
ずっと話を聞かなきゃいけないし、
能動的じゃないからゲームの魅力をあまり感じられないし、
覚えることが多すぎるし
で、ちょっと疲れちゃう。
だから、ルール説明は分かりやすくて、短くて、面白くて、能動的に学べるのが理想なんだけど、それはめちゃくちゃ難しい。
でも、今回友達から個別で教えてもらえたので単調で受動的な説明がなくなった。
しかも、実際のプレイを通して僕が疑問を尋ねる形式だったので、能動的に学ぶことが出来た。
だからゲームの魅力を味わえるような工夫があった、ってのが1つ目の理由。
あ、ちなみにシャドウバースはチュートリアルがスキップできるので単調さに不満はなかったです。
目標の明確化
「俺やり込んでいるから戦略では負ける気しないし、まずは俺に勝ってみ??」
ゲームって何かしら目標がないと面白さが半減しちゃうんですよね。マリオだったらステージクリアっていう目標。ポケモンだったらジムリーダーに勝利する。モンハンだったらモンスターを討伐する。そんな感じで目標があるからゲームって楽しいと思っています。
一方、スマホゲームの宿命ではあるのですが、スマホゲームには明確なゴールがありません。アップデートを繰り返し新たなゴールを徐々に設定していきます。新たに更新された超難関ステージをクリアしよう!みたいな。
でも、そのゴールはやり込んだ人向けのエンドコンテンツなので、ゴールがかなり遠いんですね。体力のない人に42.195km走れって言ってるような、途方もない目標に感じてしまいます。まずは2kmを目標としたら、出来る気がしてやる気も生まれますよね。
そんな風に、自分が少し頑張れば手に届きそうな明確なゴールを提案するのがモチベーションを維持するために大切だと思います。
その目標は、必ずしもゲーム側が設ける必要はなくて、僕の友人のように「友人に勝つ」って目標を作ってくれると、身近で相談しながら目標達成に向かって頑張れるので、遊び続けられますし、遊び続けていると魅力に気づく機会も増えていくでしょう。
シャドウバースはチュートリアルだけでは「何を目標とすればいいのか」「そのために僕は何をすればいいのか」がピンとこなかったので、自分は一度諦めてしまいました。
CPU対戦で面白そうなコンボを見せてくれた
「これは御旗ロイヤルって言って、横に展開することで速攻を狙うコンボデッキなんよ、見てて」
やっぱり、ゲームの面白さってプレイヤーが一番わかってると思うんですけど、それって言葉じゃ説明できないんですよね。聴き手が実感できないというか、プレイするときほどの爽快感は得られないんですよね。
だから、実際に体験しないことには事柄の魅力を味わうことは出来ません。
でも、上手い人がプレイ方法を見せながら試行錯誤の経過を話すことで、初心者が追体験することは可能です。
それで疑似的にプレイを通して面白さを感じたことが、「始めよう」と思う最たる理由になりました
まとめ
長くなっちゃったので再度繰り返すと、好きなゲームの魅力を伝えるために大切なことは3つ。
- 受動的
- 目標の明確化
- 追体験
この3つの理由から、一度辞めたゲームを続けることになったと思っています。
友人に困ったら尋ねられるのも飽きずに続けられるポイントかもしれないです笑