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【書評】「2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム」の著者が断捨離に至るまでの考えがおもしろい

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photo by waferboard

 

本との出会い

断捨離を始めても続かなかったので、「何か解決策を見いだせないか!」と悩んでいた。

そんな時、「2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム」に出会った。

著者の勝間さんが、断捨離に至るまでの経緯と、テクニックを載せた本だ。

その経緯が、今の自分との共通点もあり、おもしろかったので紹介したい。

 

 

著者が断捨離に目覚めたきっかけ

 

モノが散乱し足の踏み場もなかった著者の部屋は、典型的な「汚部屋」だった。断捨離の考え方は知っている一方で、自身の部屋に不満を感じていなかったため、掃除していなかった。

そんな著者が変わるきっかけになったのが、しっかり腹落ちする経験だ。

寝室の掃除をしているとき、普段使わない服がクローゼットにきれいに収納されており、反対に頻繁に着る服が床に出しっ放しになっていることに気づいたのだ。

普段使っているものを雑に扱い、使わないものを丁寧に保管するという矛盾を実感したことで、彼女を断捨離を始めるようになった。

 

まとめ

巷で、断捨離やミニマリストに関する書籍が出続けているが、いまだに断捨離できずに困っている人が多い。

それは、実感のなさにあるんだと思う。

 

表面上のテクニックを習うだけでは、断捨離を続ける動機付けとして弱くなってしまう

本の受け売りではなく自分で努力して、矛盾を実感することが継続に繋がるんだなあ。