【書評】人生マニュアル化計画Ⅱは、「行動の仕方」を教えてくれる自己啓発本だと思う。
要約
人生をゲーム化することで楽しく過ごそう!と一貫した考えのもと書かれた一冊。「行動したいけれど何をしたらいいかわからない」「自己啓発本読みまくったけど行動することが出来ない」と悩んでいる人におススメです。人生をドラゴンクエストに例え、人生の目標設定の立て方と、その行動するときの考え方の基礎(公式)を、イメージしやすいドラクエの例を用いて教えてくれるので、納得し行動に移しやすく、僕もこの考え方を実践し、目標設定をし始めました。
内容
行動の重要性と行動の仕方を書いた自己啓発本。行動するための大原則となる考え方がシンプルで分かりやすく、行動の仕方もドラクエの名のように楽しんで考えることが出来た
この本の基本ルール
ゲームは、目標があり、その独自のルールが設定され、様々な敵が登場する
このゲームの原則が人生にも当てはまるんじゃないか。勿論映画やスポーツには当てはまるけれど。例えばサッカーな「相手よりいい得点を取る目標」のために「サッカー独自のルールが設定」され「相手(敵チーム)」が登場する。というのであったり、「ブログを継続するという目標」のために「毎日更新するというルールを設定」し、「無気力や飽き、アイデア不足などの多種多様な敵」が登場する…とか。
そう気づいた著者が、このルールをどう人生に適応させるといいのかを記している。
ドラクエだけじゃなく、ポケモンやFF、MOTHERなどRPGをプレイした身としてこの考え方はすごくイメージしやすく、「こうやって考えたら行動に移しやすいじゃん」と思えた。
敵との倒し方
自分の目標を設定することで、様々な敵が現れる。無気力や飽きや、行き詰りとか。こんな時の対処法も書かれている。しかも、そんなときがこの考え方の神髄だと感じた。解決策や継すべき行動のイメージが簡単になる。
もし行き詰ってしまったとき、ゲームであれば村人に尋ねたり、探索忘れがないか調べたり、するだろう。人生も、行き詰ってしまったら、人に尋ねたり、今までの行動を振り返って何か考え漏らしたことがないか考える。あれ?まったく同じじゃん。
こんな感じで、ゲームでの行動がそのまま人生の行動にも当てはめられるということを伝えてくれる。
ひとこと
「人生とかいうゲームはクソゲー」なんて論調があるけど、クソゲーかはさておき、本当に人生はゲーム化できるんだよ。そう考えたら楽しい。「漫画キャラクターの○○に学ぶ××術!」みたいな感じで、こじつけ感がある内容なのかと勘違いして、敬遠していたけれど、読んでよかった。