【書評】文章力が身につく本
文章力を身につけたい皆さん、こんにちは 。
考えを伝える機会は、どんどん増えています。
ブログ、TwitterなどのWebサービスや、プレゼンテーションやレポートなどの日常業務…。
特に、インターネットの発達は、文章力を高める必要性を実感させてくれます。
・野望や目的の達成のために資金を募るクラウドファンディングサービス
・自分のスキルや知識を売るフリーマーケットサービス
・限定商品や中古品を販売するオークションサービス
文章力は、これらのサービスを扱う時も有利に働きます。
分かりやすく好印象の文章は、閲覧者の目に留まりやすいからです。
そこで、文章力を高めるために読んだ本が興味深かったので、紹介します。
伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!"シリーズ)
- 作者: 小笠原信之
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2011/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 55回
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この本で、私が特に大切に感じた2点を紹介します。
・主語述語を明確にする
・装飾名詞を避ける
以下、解説します
1.主語述語を明確にする
ご存知の通り、文には主語述語があり、主語は「は」や「が」を用いて表現されます。
分かりやすい文を書く人は、主語述語が明確に書かれています。一方で、文章が苦手な人は、文に主語が抜けていたり、因果関係が不足していることがあります。
例えば、「ボールペンが切れた」という文は一見筋が通っているように見えます。
しかし、こうすると、より分かりやすい文章になります。
「ボールペンの インク が切れた」
ボールペン=切れる のではなく、 ボールペンのインク=切れる ですね。
主語の意識が、文章を整える第一歩です。
文を書く人は、主語と述語が書かれているか、説明不足ではないかを意識することが大切です
2.装飾名詞を使わない
装飾名詞とは、「無くても文章が通用する名詞」です。例えば、
「新聞を購買する人の割合を求めることを目的とした調査」
とい文を書くとします。僕がよく書いちゃう文ですね笑
これは、次のような文章に改善できます。
「新聞を購入する割合の調査」
さらに改善するなら、
「新聞購買率の調査」
となります。
この例で挙げられた「人」「目的とした」が無くても、意味は通じます。
これらの余計な言葉を「装飾名詞」といいます。
文が下手だと感じてしまうのは、この装飾名詞が多いことが原因であることが多くなっています。
まとめ
・主語述語を意識する
・装飾名詞を使わない
以上2点を意識することが、よりよい文章を書くための第一歩になります。
僕は、この記事をこの2点を意識して書きました。どうだろう笑