かるみに

趣味とともに生きる

【書評】文章力が身につく本

文章力を身につけたい皆さん、こんにちは 。

 

考えを伝える機会は、どんどん増えています。

 

ブログ、TwitterなどのWebサービスや、プレゼンテーションやレポートなどの日常業務…。

 

特に、インターネットの発達は、文章力を高める必要性を実感させてくれます。

・野望や目的の達成のために資金を募るクラウドファンディングサービス

・自分のスキルや知識を売るフリーマーケットサービス

・限定商品や中古品を販売するオークションサービス

 

文章力は、これらのサービスを扱う時も有利に働きます。

分かりやすく好印象の文章は、閲覧者の目に留まりやすいからです。

 

そこで、文章力を高めるために読んだ本が興味深かったので、紹介します。

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!"シリーズ)

 

 

この本で、私が特に大切に感じた2点を紹介します。

・主語述語を明確にする

・装飾名詞を避ける

 

以下、解説します

 

1.主語述語を明確にする

 

ご存知の通り、文には主語述語があり、主語は「は」や「が」を用いて表現されます。

分かりやすい文を書く人は、主語述語が明確に書かれています。一方で、文章が苦手な人は、文に主語が抜けていたり、因果関係が不足していることがあります。

 

例えば、「ボールペンが切れた」という文は一見筋が通っているように見えます。

しかし、こうすると、より分かりやすい文章になります。

 

「ボールペンの インク が切れた」

 

ボールペン=切れる のではなく、 ボールペンのインク=切れる ですね。

主語の意識が、文章を整える第一歩です。

文を書く人は、主語と述語が書かれているか説明不足ではないかを意識することが大切です

 

 

2.装飾名詞を使わない

 

装飾名詞とは、「無くても文章が通用する名詞」です。例えば、

 

「新聞を購買する人の割合を求めることを目的とした調査」

 

とい文を書くとします。僕がよく書いちゃう文ですね笑

これは、次のような文章に改善できます。

 

「新聞を購入する割合の調査」

 

さらに改善するなら、

 

「新聞購買率の調査」

 

となります。

この例で挙げられた「人」「目的とした」が無くても、意味は通じます。

これらの余計な言葉を「装飾名詞」といいます。

 

文が下手だと感じてしまうのは、この装飾名詞が多いことが原因であることが多くなっています。

 

まとめ

 

・主語述語を意識する

・装飾名詞を使わない

以上2点を意識することが、よりよい文章を書くための第一歩になります。

 

 

僕は、この記事をこの2点を意識して書きました。どうだろう笑