≪ミニマリスト 第一歩≫断捨離をできなくなった時に大切なこと
断捨離を始めたものの、捨てられないものが多すぎると思ったことはありませんか?
・友達からのプレゼント
・部活動でもらった色紙
・初めての海外旅行で買ったグッズ
すべて大切で日用品に比べると、簡単には捨てられませんね。
使わないからと思ってクローゼットに片付けていたにもかかわらず、処分をためらってしまうものは沢山あります。
捨てられないと感じるのはなぜなのでしょうか。
それは「商品そのもの以外に価値を感じている」からです。
モノの価値は二つあります。「記憶を思い出す」「自分の価値観を表す」ことです。
記憶を思い出す
あるだけでわくわくした気持ちになるモノはありますよね?ぬいぐるみや、色紙・お土産などです。それは、
・愛着を感じる
・人の親切心を感じる
・昔の思い出を思い出す
と、感じるからなのです。この気持ちをしっかりと見つめてください。
思い出は大切ですが、経験として記憶に残っているので、モノ自体がある必要はありません。
すべて捨てることが正しいことではありません。しかし持っているものが、実物としてあることに意味があるのかと考えるのは大切です。
自分の価値観を体現する
ものを買うときはその時の価値観が大きく影響を与えます。流行の服、おしゃれな食器、漫画などです。だから「高かったから」「使うと思って買ったから」と思いながら捨てられないのです。
しかし、それは過去のものであり、今の自分の価値観ではありません。年を取るにつれて価値観は変化するのは当然です。今の価値観で、これは必要かと考えることが大切です。
これを踏まえて、僕が実践している断捨離法を紹介します。
写真を撮ってモノのアルバムを作る
モノには生活に役立つ道具としての役割のほかに、記憶を思い出す役割と自分の価値観を表す役割があることを紹介しました。
この二つを満たすためには写真を撮って保存することが最適です。写真に収めることは複数のメリットがあります。
・スペースを削減できる
・自分の記憶を一目で思い出せる
・一か所にまとまっているので見返しやすい
・写真を撮るだけなので簡単にできる。
一ヵ所にデータ化することで気軽に手に取って振り返ることができます。クローゼットの奥底に片付けるより、頻繁に見返す方が思い入れとしては強く残るとは思いませんか?
とはいえ、思い出の品をすべて無理に捨てる必要はありません。
「これは今の自分に必要なのか」「捨てることで人とのつながりを失うことにならないか」と考えつくすことが本当に大切なことです。