試されるのは運と度胸!子供から大人まで楽しめるボードゲーム「インカの黄金」のルールと魅力を紹介
「ボードゲームに興味はないけど遊びたい」って人を誘っては、面白そうなゲームを遊んでいるます。そんな時、色々な種類のゲームを勧めますが、「インカの黄金」が初心者受けが抜群に良い!
運と度胸が試されるチキンレースのようなゲームで、ルールが簡単なうえに人数に限らず盛り上がれるんだよね。
ということで、インカの黄金のルールや魅力を伝えさせてください。概要をざっくり知りたい方は、後半にある「インカの黄金のここがおすすめ!」から読んでください。
インカの黄金
「インカの黄金」情報
プレイ時間:30分
プレイ人数:2人~
対象年齢 :8歳~
ゲームの概要
プレイヤーはトレジャーハンターとなり、財宝が眠る遺跡に潜入する
遺跡の奥に進むほど多くの宝石を手に入れられるが、遺跡内には多くの危険が待ち構えている。
遺跡に仕掛けられた罠に引っかかると、手に入れた宝物をすべて失ってしまうから気を付けて…!
5回の潜入で、他のプレイヤーより多くの財宝を持ち帰ろう!
要するに、インディージョーンズ!BGMにインディージョーンズのテーマ(レイダース・マーチ)を流そう!
プレイの様子
毎ターン「探検カード」をめくり、その結果に応じて宝石を得たり、危険な状況に陥ったりします。
ルール
※写真は「戻るカード」
プレイヤーは各ターンの初めに「進むカード」「戻るカード」のどちらかを裏側にして出す。
「進む」を選んだプレイヤーは、次にめくる探検カードに記された効果を得る。
一方「戻る」カードを出したプレイヤーは、今まで手に入れた財宝を自分のテントに持ち帰る。しかし戻ってしまったプレイヤーは、そのときの潜入では以後何も出来なくなる
全員がカードを出し、プレイヤーのカードを確認したら、探検カードの山札の1番上からカードを1枚めくる
これを繰り返し、5回の潜入で最も多く財宝を持ち帰ったプレイヤーの勝利!
手に入れるだけじゃダメで、しっかり持ち帰らないといけないので注意!
探検カードについて
探検カードは3種類。
・宝石カード
・危険カード
・財宝カード
宝石カード
左上に書かれた数値分の宝石を、「進む」カードを出したプレイヤーに均等に割り当てる。残った宝石は、カードの上に置く。
この宝石は、「戻る」カードを出したプレイヤーがすべて手に入れる
財宝カード
出た段階では特に効果はないが、その後「戻る」を選んだプレイヤーが一人のとき、そのプレイヤーは財宝を持ち帰ることが出来る。2人以上が同時に「戻る」を出したときは財宝を得られない。
財宝は全部で5種類で手に入れたら最後まで持っておくのだけど、3個目までの財宝は、宝石5個分の価値、4個目以降は宝石10個分の効果になる。
このカードが出ると、「戻る」に更なる駆け引きが生まれる
危険カード
6種類、各3枚ずつ、計18枚ある
1枚目は「危険の予兆」。このときはまだ何も起こらない。しかし、同じ種類のカードが2枚出たときは、危機に遭遇!この潜入で手に入れた財宝をすべて失ってしまう!(持ち帰ることが出来ない)
※この場合ゾンビが2枚揃ったため、この潜入で手に入れた宝石を失う
「インカの黄金」のここがおすすめ!
いつ罠が出るか分からず、運の要素が強いんだけど、本当に面白い!
カードを1枚めくるたびに、緊張に包まれて、カードの結果に歓声や落胆の声が自然と上がる。
とくに、「危険カード」が1枚出ているときのヒリヒリ感。
安定を取ってもう帰ろうかな?
ここは賭けに出よう。大量の財宝カードを独り占めだ!
単純な駆け引きの中に、程よいギャンブル要素も加わってくる。
だからこそ、出し抜いたときの快感は堪らないし、失敗した時のがっかりも強い。
僕が遊んだときは、プレイヤー全員が探検カードをめくりたがって、毎回めくる人を変えてた。めくるのは気持ちいからね笑
「インカの黄金」の他のボードゲームとの比較
ボードゲームは頭脳戦重視のゲームが多くて、そういうゲームでは経験者が有利になるんだよね。どうしても。
頭脳戦重視のボードゲームは、負ける理由が経験差という揺るがない理由があるから、勝てないと面白く感じてしまうんだよね。同じレベルの人同士でやればすごく面白いんだけど。
でも、「インカの黄金」は、同じように勝者と敗者はあるけれど、基本的に運と度胸で勝敗が決まる。だから、負けたとしても「もう1回やれば勝てるんじゃないか!?」って期待できる。経験差は関係ない。
Amazonのレビューで「子供から大人まで幅広い年齢層で楽しめる」と書いてあったのは、これが理由じゃないかな?
運要素の強いボードゲームは賛否が分かれることもあるけど、僕は大好きなゲームです。もちろんカルカソンヌやカタンなどの戦略系のゲームも大好きだけど、ボードゲーム会では、ほぼ毎回「インカの黄金」を遊んでます