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【初耳学】林先生が解説する「敏腕実演販売士から学ぶプレゼンでの話し方のコツ」がすごかった

 

林先生が驚く初耳学! (1)

林先生が驚く初耳学! (1)

 

 2017年1月29日に放送された「林先生が驚く初耳学」の中で、実演販売士「レジェンド松下」の話し方を林先生が徹底分析するコーナーがありました。レジェンド松下さんは、1日で1億8000万円も売り上げた、敏腕の実演販売士だとか。

ここで分析された話し方のコツは、就活の面接やプレゼンテーションだけでなくブログなどの文章を書く時も見習うべきだと思ったので、紹介します。

 

 

 

レジェンド松下が教える、絶対に自分のプレゼン力が上がる考え方

 

重要なのは「比較」と「雅楽のテンポ」

実演販売士が話す時の特徴は2つ。

・比較
・雅楽のテンポ

 

二つだけってのが良いですよね〜。

ネットで検索すると、様々な手法が見つかりますけど、全てを実践しようとして反対に全部が中途半端になることが良くありましたもん。

 

一般的なものと推薦したいものを比較する

「一般的な持っているのってこういうものじゃないですか?」「普通の皮むき機だと(切れ味は)こんな感じですよね〜」

 

「普通は」「一般的に」という言葉を頻繁に使っています。聞き手の持つ「普通」「一般的」のイメージと比較するから推薦する商品の特殊な部分が目立つ、だそうです。比較によって聞き手の驚きが増し、説得力のある話になるだとか。

この「比較」という手法。聞き手や読み手が推薦されたものの魅力を気付けるだけでなく、伝える側も推薦する商品の個性を伝えやすくなるんですよねー。

 

例えば「ワンピース」を紹介するとき。

 

海賊っていえば、普通は、略奪とか恐喝が当たり前の荒くれ者ばかりで、悪いイメージだよね。じゃあ海賊がテーマの漫画「ワンピース」の主人公もそうなのか…って話になるけど違う。むしろ一般的にイメージされる悪い海賊をバッタバッタと倒していく義賊みたいなやつ。

 って言ってもいいし、

 

 海賊って普通、銃や大砲を打ち合ったり、剣と剣を交えて戦ったりするイメージじゃん。でもワンピースは違うんよね。「悪魔の実」っていう果実を食べた「能力者」たちが海賊王を目指す話なんだよねー。

 

みたいな感じで、一般的なイメージを考えれば、自分も推薦する事柄の特徴に気付くことができるんです。 なので、比較は僕も意識することが多いですねー!

 

雅楽のテンポを学ぶ

 

「序破急」の「序」では、徐々に信頼関係を築くために、ゆっくりと丁寧にします

 

 「序破急」って考え方は、一度は耳にしたことがあると思います。雅楽では各々の構成に意味があり、その雅楽のテンポを実演販売に活かしている、だとか。

 要するに、「序破急」の序の部分は、信頼をつかみ安心感を与えるテンポ。だから一般的な皮むき機の話から入り、スローテンポでゆっくりと話す。実演販売する場合、客が遠くにいるから近くによってもらう必要がある。そのためには信頼がなきゃダメだ、と。

続いて、「序破急」の「破」の部分は、自分が推薦したい商品の使い方や効果を伝えるため、話し方のテンポをあげる。その後「急」でテンポは最高潮に達してクライマックスに入る。

 

いきなり主張をバーンっと伝えられても焦っちゃいますからね。突然何言ってるのって感じで。 信頼って本当に大事。

まとめ

林先生が徹底分析する実演販売士「レジェンド松下」のプレゼンで大切な2つの事柄をまとめると

 

一般的な話で信頼を掴む
比較によって推薦したい事柄の魅力を感じてもらう

 

この流れが大切だそうです。「比較」と「信頼」、どっちも意識すると、書く文章でも伝える言葉にも、説得力が出そうです。