かるみに

趣味とともに生きる

人生の悩みはお風呂で消えるを読んだ。

現代社会には多くの悩みの種が存在します
・不安を煽る広告文(モノを買ってもらうために現状を不満に思わせる広告)
・多数の価値観に触れる(インターネットで多くの人と触れることで自分に合わない価値観とも触れてしまう)

そのため、ストレス社会と呼ばれる時代になり、自身がストレスに立ち向かう対策が必要になりました。

立ち向かうための大切な方法として本書では「浴槽での瞑想」を挙げています。
・自分が悩んでいることは何かを自問自答
・漠然とした悩みの種や、自分がすべきことを整理
・1日の疲れや気持ちをリセット

その結果楽しく日々を送ることが出来る、ということを紹介しています。
具体的なテクニックについて掲載もされていました。

 

 

僕が思うに、豊かな生活とは、時間に対する能動的な意識がもとになっています。

本書での紹介は、要するに「場所を決めてに自問自答する機会を設けることで、創造性を働かせ現状を変えようとする意識を持つという経験をする」ということだと思うんです。

 

新しい情報や価値観に触れることには中毒性があります。ネットサーフィンを気づいたら1時間もしてしまったという経験は誰しも経験があると思います。一方でそれらは受動的な行動であり、情報に触れるだけでは何も有無出すことはありません。

 

つまり何も生み出さなかった時間が続くことが、貧しい生活につながるんじゃないかなあ…と気づいたのです。

 

だから、結局風呂に入ろうが瞑想しようが、大切なのは自分のことを見つめて次はこうしようこれをしなくちゃいけないから明日に済ませようとスケジュールを立てることなのかなと。

能動的に考える癖を持つ人のほうが、豊かな生活を送れるんじゃないかな。

いきなり考えるのは難しいから、考えられる環境を見つける一つの答えが、この本の著者にとってはお風呂なんだろうね。