【書評】「本音で生きる」は時間が有限しかないことを改めて教えてくれた
2016年上半期ベストセラーの本「本音で生きる」
読んだ後、時間の有限性を改めて実感しました。
本書が伝える本音で生きるために必要なことは簡潔です。
- 言い訳を辞めろ
- バランスをとるな!
- 「自意識」と「プライド」を持つな!本音で生きるための妨げとなる
- 行動を最適化しろ!
- ノリとやる気を持ったバカになれ
目次に書いてることなんだけどね。改めて堀江節の歯に衣着せぬ言い方でズバズバと教えてくれる。
言い訳する時間勿体ないじゃん。出来ない理由考えるくらいなら別のこと考えた方が時間有意義に使えない?
→おっしゃる通り。
家庭・仕事・趣味あらゆるものを完璧にするなんて無理。ある分野で突出したいならどれかに真剣に取り組め。ワークライフバランスとろうとしたら全部中途半端になるぞ。→完全同意できないけど経験上そうなることが多いなあ
プライドとか自意識って何の役に立つの?答えられないならやめれば?
→ぐぬぬ…
時間って24時間しかないんだよ。5分あれば情報収集や発信ができるよ。新しいチャレンジのアイデアを考得ることだってできる。隙間時間もっと大切にしなよ。
→言うとおりだ…。でもなかなかホリエモンのように行動を伴わせるのが難しい…。
考えるだけのアホになっちゃだめ、行動するバカになれ。考えて行動しなかったらその時間は無駄になるよ。
→無駄に感じた経験があるからわかる…。
この本の主張を見ていると甘えた心に鞭打たれた気がする。言い訳を考えたり、ワークライフバランス意識して頓挫したり、なんとなくだらだらしたり…。「おっ!?おもしろそう!」と感じることですら、「いや…時間ないし、今更やっても意味ないし」なんて言い訳をして挑戦することを諦めたり。
ただ、言ってることは極論だから実行するのって難しいし、これらを実現できない理由って簡単に羅列きるんだよね。「社会は理不尽だから実現は無理!」とかね。そうやってゼロイチ思考で本書で書かれたことは間違ってるっていうのは簡単。
でも「ホリエモンの言うことも正しいかもしれない」と思って本書をとった身としては、結構本質をついてるのかもって思える。手厳しいし、理想と現実は違うってわかってるけどね。極論だけど、経験上完璧に否定しきれない。
それは、ホリエモンが時間が貴重ということを行動で示してるからだと思うんだよ。
- 言い訳をする時間がもったいないから、面白いと思ったら取り組む。
- 隙間時間がもったいないから尋常じゃない量の情報収集を行う
- 何が必要で何が不必要か考える時間が無駄だから量を収集する。
- 家事をする時間がもったいないから、外食やホテル住まいにする。
ぶっちゃけ僕がすべてを完璧に真似ることはできない。でもその半分くらいの規模だけれど実現しようとして失敗したこととか、行動しようとして身につけたことなんかはある。だから時間は貴重という考えが浸透し、実際に行動で実現してるホリエモンはすごい。その生きざまとか一貫性っていうのが僕がホリエモンを好意的にみてる理由であって、多くの人から支持される理由だと思う。
僕がこうやってブログを書くときも、「もっといい書き方があるんじゃないか」とか「本当に伝えたいことを伝えることが出来ているか」とか言い訳を考えっちゃって書かなかった記事ってのもたくさんある。でも、それって書いて公開するってチャレンジを放棄したってとらえることもできるよね。
だから、僕も書いて公開したい。時間を決めて短時間で。負担にならないように。
めっちゃ書いてたら、表現方法やレイアウトとかもわかってくると思う。
最後に個人的にこの本の「おわりに」に書かれた一節が好きだったので紹介する。
この世の中で最も重要な資源は、時間だ。時間さえ有効に使うことが出来れば、人生のやりたいことはどんなことでもかなえられる。
一方、時間を浪費することは簡単だ。言い訳をしたり、誰かの言い訳を聞いているうちに、貴重な時間はあっという間に失われてしまう。その時間で新しいチャレンジがいくつもできたであろうに。