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SFの世界を現実に!?ワクワクする最新商品3選!【書評】

SF漫画や映画は僕たちをワクワクさせてくれます

論理的に筋が通っていて、近いうちに到達する世界として身近に感じさせてくれます。一方で、「あくまでフィクションだから」と心の中で思い、現実と切り離している自分もいます。

しかし、僕たちがかつて漫画やアニメで夢見た世界が、現実になろうとしています。

 

そんな夢を実現に向かわせてくれる商品が「「日本の技術」未来予測2017-2020」にて、紹介されていました。

 

「日本の技術」未来予測 2017-2020 (TJMOOK)

「日本の技術」未来予測 2017-2020 (TJMOOK)

 

エコライド

business.nikkeibp.co.jp

一つ目は、ジェットコースター型交通システム「エコライド」。道路上空を走るため、既存の交通網を邪魔することはありません。時速は20~40km/hで、位置エネルギーを利用して動きます。

車両は、坂を上るときのみ動力を使い、ゆっくりと坂を下りながら進みます。移動距離は、10mの巻き上げに対して400mとなっています。

 

一見すると、モノレールと同じかと思われますが、エコライドにはモノレールとは異なる特徴があります。まず、基本構造はジェットコースターと同じなので100年近く運用していたノウハウを活用することが出来る点、続いて建設費がモノレールの1/4以下の20~25億円となっています。加えて消費エネルギーも少ないため、他の交通手段に比べるとエコです。*1

 

僕は旅行が好きなのですが、自然あふれる場所や巨大施設の中には交通の便が悪く、いくのを躊躇ってしまうこともあります。そんなところに、エコで建設しやすいエコライドがあればもっと気軽に行けるようになるのでうれしいです!

ロボットタクシー

robottaxi.com

同じ交通手段であれば、こちらのロボットタクシー。自動運転技術を活用した運転手のいない交通サービスです。先ほどのエコライドは実現には少し時間がかかりますが、こちらはすでに実証実験を行ったため、実現はそう遠くありません。

ロボタクシー描くのは、携帯端末で目的地を指定すると、迎えに来てくれて、カメラで自動認識してドアを開け、混雑状況をGPSで確認し目的地への最短ルートを導き、利用者に応じて車内を快適に過ごすサービスを提供するような、夢のような移動体験を与えるシステムです。

 

神奈川県藤沢市で実証実験が行われ4.6kmの直線を一般客を乗せ自動運転したということで、実現までもう一歩って感じがしますね。

robottaxi.com

とはいってもレベル3(AIの要請に応じてドライバーが対応しなければいけない)段階の実験しか行われていません。僕たちが映画を見ていても、自動で目的地へ向かってくれる段階にはまだありません。ですが、交通機関がより安全になることは間違いないでしょう。

しかも、運転になれていないペーパードライバーでも、友達としゃべりながら目的地へ向かえるようになります。ドライブが趣味の人もいるように、車の運転には魅力があります。そんな魅力を知る一助となる気もしますね。

GEN H-4

www.gen-corp.jp

最後が巨大タケコプターこと「GEN H-4」椅子の上に巨大な二枚のプロペラがある一人乗りのヘリコプターです。この商品自体はドローン以前に完成されていたそうですが、航空法の壁に阻まれていたそうです。しかしドローンの誕生により、航空法の改正の動きが高まったため、この商品が空を飛ぶ日もそう遠くないかもしれません。

人を乗せるのは難しくても、ドローンが運べないような巨大な荷物を運ぶようになるかもしれません。

まとめ

近未来の交通技術はすでに芽を咲かせています。インターネットが誕生して60年、スマートフォンが普及して6年、技術はどんどん進歩しています。漫画の世界が現実になる日もそう遠くないかもしれません。