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【日経TRENDY11月号】かつて夢見た妄想の世界を現実にしてくれる商品&サービスのまとめ

 日経TRENDY11月号を読みました。表紙に夢かなう商品と書いてあるように、今まで妄想の世界でしかありえないことが、現実にしてくれそうなサービスや商品が多数紹介されています。ドラえもんはまだできないかもしれないけれど、SFの世界はじわりじわりと現実に近づきつつあることを実感します。そんな中、僕が特に気になる、IoTやVRなどを用いた商品やサービスを紹介します。

日経TRENDY2016年11月号

日経TRENDY2016年11月号

 

HADO

meleap.com

 「現実でかめはめ波が打てたらなあ…」そんな妄想をかなえてくれるのがこのサービス。眼鏡を掛けて入場すると、目の前にはリアルな恐竜。こちらの持ち物は何もない。普通なら絶対に倒せない危機的状況…。しかし、僕たちには秘められし力がある。眼鏡によって僕たちは素晴らしい力を手に入れた!かめはめ波の要領で手を動かすと、手から波動が敵に向かって飛んでいく!さあ!敵をぶったおせ!…という壮大なエピローグ感。

 子供の頃に傘を剣に見立てて振り回していたことを思い出しました。あの頃は、「横断歩道の白い部分以外はマグマ」とか「この良く吠える犬は秘法を守る番犬だ」なんてよく妄想していました。そんな妄想が、より現実的になりそうで、本当にワクワクします。

 GateBox

gatebox.ai

「アニメのキャラクターが現実に来たらなあ…」そんな妄想をかなえてくれる商品です。試作機は形になっており、製品化に向けて今年からクラウドファンディングを行うそうです。まだ未発売ということで、すこしがっかりしたのですが、紹介ムービーをると不満よりワクワク感が圧勝しました。

Gateboxコンセプトモデルでは、
小型のプロジェクション技術と多様なセンシング技術を組み合わせ、
Gateboxの中に出現したキャラクターが主人(ユーザー)の行動を認識することで、朝になると主人を起こし、夜に主人が帰って来ると優しく出迎えます。
さらに、インターネットや家電など様々なモノとつながることで、
今日の天気を伝えたり、お風呂あがりにテレビをつけたりといった、
生活のお手伝いをしてくれることを通して、好きな相手と一緒に暮らす体験ができます。

 「俺の嫁が現実にいたら…」と思っていた人たちが「じゃあ作ってしまおうぜ!」って作っている商品なので、二次元キャラクターの「ツボ」を抑えてくれてるのがうれしいですね。インタビューでこんな素敵な機能を備えたいと言っています。

 ヒカリが暇になると勝手にテレビをつけて見はじめたり、主人が構ってくれないと怒って電気を消してしまうなど、キャラの“意志”を感じる動きができないかも試行錯誤している。

www.itmedia.co.jp

これが自宅にあると、一人暮らしが楽しくなりそうです。

ヘルスサーバー

healthserver.jp

「毎日自動で健康管理してくれて、その時に適切な食事を出してくれたらなあ…」そんな妄想をかなえるのがコレ。本体にタッチするだけで、健康状態を図ってくれ、ビタミンBなどのサプリメントを適切な量だけ調合し提供してくれるんです。

 healthServerは、必要な栄養素を提示するだけではなく、本体内部で、その栄養素を、必要な分だけ、調合して、自動的にコップに抽出します。あとはそれをお好きな飲料で溶かして飲むだけで、あなたの体に良い影響を与えます。体に良い影響を与えるスマートな体験です。

健康にはバランスの良い食事が大切だということは常に言われ続けています。また食事は、栄養素をとるためだけでなく味の違いを楽しんだり自炊することを楽しんだりと趣味のように楽しむこともできます。とはいっても、昨今は、食事に手間をかけるのは惜しいと考える人も少なからずいるでしょう。そういう人にとって、手間をかけることなく適切な栄養素をとれるため健康を保てるこの商品はたいへん魅力的だと思います。僕自身、食事を食べることは好きですが自炊は苦手なので、一人暮らしのときにこういうのがあると非常にうれしいですね。

自分の体に合ったテーラーメイドサプリを生成してくれる「healthServer(ヘルスサーバ)」 | サービス業 | スマビ総研 | SmaBI - 起業・スマートビジネス応援プロジェクト

この記事では、2016年夏頃販売予定とありますが…。まだ市販はされていないのかな?使用されている姿を見るのが楽しみです。

ひとこと

IT革命、VR元年、AIの進化、IoTの発達…。そんなのが積み重なってSFで夢見た世界が現実になろうとしていると実感しますね。本当にこの先が楽しみです。