かるみに

趣味とともに生きる

【書評】「すべてはモテるためである」を読むとモテる方法以外にも、生き方を学べた。

 

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

 

 

僕の好きな一節

モテるために必要な「他者とのコミュニケーション」において臆病になり過ぎないために「オレは、オレの好きなことにハマっている」「オレには居場所がある」という自信と誇りを持て。しかも、そのことで決してエラソーになはなるな、謙虚であれ

 

 

モテるための本ですが、人生の心理が詰まっていると思います。

 

モテる本であると同時に、楽しい生き方について考えられる本

理想の生き方ってなんでしょうね。

 

そうやって自己啓発本とかの本を見ると、経営者の言葉で「謙虚たれ」などという至言を見ることは多い気がします。

 

でも、こういうのって頭では正しいと思っていても、実感するのって難しいです。

翌朝になったら忘れていたり、いいことだなあと思っても思うだけで何も変化が無かったり。

 

ああいうのは社会経験を積み、考え抜いた人だからこそ実感できることだと思うんですよね。大切なことだと頭では理解しても、自分の行動を変えるほどの衝撃を得るのはなかなか難しい。特に僕なんかは。もちろん若いからってのもあるんだけど、経験が圧倒的に少ないからですが。

 

それをこの本では、全年齢の男(もちろん女性も)の切実な悩みである

 

モテたい

 

という欲求をかなえるために考えるべきこと、と置き換えているんです。

 

だから

身近で、気軽で、実践も簡単に思えたのです。

 

 

理解したって行動しないとはじまんないですからね。

 

総評

少し話が壮大になりますが、人とのコミュニケーションで大切なこと・満足いく理想のライフスタイルを確立するためには、

 

モテるための努力をしろ!!笑

 

とこの本を読んだら言える気がする。

 

だって僕たちから見てイケメンの人って日々の生活がいちいちイケメンじゃないですか?

 

女性が通るときにドアを支えてあげたり、

褒められても決して傲慢にならず謙虚で、

自分が好きなことはとことん取り組んだり…。

 

 

そういう人になりたいって思いませんか?ぼくは思うんです笑

モテたいというよりは相手のことを思いやれる行動が出来るようになりたいんですね。

 

でも、そんな魅力的な人になるために大切なのは、イケメンの行動を真似することじゃないです。

この本によると意識や考え方を変えることが大切なんです

そうすると、行動が変わって気づいたらイケメンになるんです。

 

そんなモテるための考え方を学べる一冊。本当に好きだなあ。